夜間のトイレの回数を減らすことが出来るノコギリヤシ

ノコギリヤシには排尿障害に効果があると言われています。

排尿障害とは、尿が出にくい状態であったり、尿がもれたり、尿が出る回数が多くなったり、排尿後痛みを感じるなどの症状があります。

こうした排尿障害は、高齢男性には多い症状の一つで、前立腺関係の病気がある場合や、神経因性膀胱、尿道狭窄などの病気が原因となっている場合も多くあります。
ノコギリヤシは、特に前立腺肥大症が原因で起きる排尿障害に効果がある薬草です。
前立腺は、男性にある生殖器です。
膀胱の下に位置しており、前立腺の肥大は３０歳ぐらいから起こり始め、加齢とともに肥大化が進んでいきます。

現在、前立腺肥大症でない方も、予防の意味でノコギリヤシを服用し続けてみてはいかがでしょうか。
前立腺肥大は、一部の人がなる病気ではありません。
なんと５０代では、二人に一人という高い割合でかかってしまうのです。
６５歳以上ではおよそ９割という高い確率で前立腺肥大になってしまいます。

夜中に何度もトイレに行かなければならない方など、排尿トラブルを抱えている方は、ノコギリヤシで排尿トラブルを解決していきましょう。

ただ膀胱炎がある方は、ノコギリヤシの服用を残念ながら諦めなければなりません。
ノコギリヤシを服用し続けてしまうことによって膀胱炎の症状を進行させてしまう可能性が高くなるからです。
前立腺の病気を抱えており、どうしてもノコギリヤシを使用したいのであれば、先に膀胱炎を完全に治してから、医師と相談して服用するようにしましょう。