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ノコギリヤシの身体への作用

ノコギリヤシに含まれる有効成分は脂溶性成分であり、その成分には遊離脂肪酸、脂肪酸エステル、ステロール類などがあります。
これらが身体に作用することで、ノコギリヤシの成分は体にさまざまな効能をもたらします。
それらの効能の多くは、男性ホルモンの数のバランスの乱れによるさまざまな症状に苦しむ、中高年男性にとって非常に重要な効能になります。

その中で最も代表的なものが抗男性ホルモン作用です。
これは他の項目でも説明したように、男性らしさを形作るテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素と結びつき、ジビドロテストステロンという別のホルモンに変化してしまうことを防ぐため、5αリダクターゼの働きを抑制するものです。
この作用によって男性ホルモンの数のバランスが保たれるため、前立腺肥大症によるさまざまな症状に効果を発揮したり、男性型脱毛症や精力減退に大きな効果を発揮したりするとされています。

さらに抗エストロゲン作用という作用も存在します。
エストロゲンとは良性前立腺肥大症患者の前立腺基質細胞の増殖を抑制するために用いられる成分ですが、ノコギリヤシ抽出物が細胞質と核内エストロゲン受容体を減少させることで抗エストロゲン作用を示すということがわかっています。
いずれの作用も男性ホルモンの数を維持するためや、前立腺肥大症を改善するために重要な効力を発揮する作用です。
沢山摂取すればするほど効果的なのではありませんので、ノコギリヤシの摂取量はしっかり守りましょう。

また男性ホルモンのバランスが保たれることによって減退した精力が復活したり、男性型脱毛症が改善されたりといった効果がもたらされます。
男性ホルモンの数が乱れがちになり、さまざまな症状に苦しむ中高年男性にとっては最高の効果を発揮してくれる成分であるということができるので、なくてはならない成分であるといえるでしょう。
今後もサプリメントの品質改良や成分自体に関する研究が進み、よりノコギリヤシの成分が強く作用するようなサプリメントや、新たな効能が発見されるかもしれません。

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