ノコギリヤシとイソフラボンの気になる相性は

ノコギリヤシのサプリメントを摂取している方、また試してみようとしている方は、前立腺肥大予防、抜け毛予防をノコギリヤシの効能に期待しているはずです。

特に中年期に差し掛かった男性にとって、頻尿や抜け毛の悩みは頭を抱えてしまう問題となっています。
そのような悩みを改善に導いてくれるのがノコギリヤシです。
ノコギリヤシには、男性ホルモンのバランスを整え、加齢と共に男性ホルモンの中で増殖する酵素を制御して、男性ホルモンの分泌を安定させる働きがあります。

もちろんノコギリヤシ単独の摂取でも、症状の改善や予防に効果的ですが、イソフラボンと合わせて摂取することで、より高い効果が期待できます。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似ていて、女性の更年期障害など、女性の悩みを改善してくれる点に注目が集まっています。
それでは、なぜイソフラボンなのでしょうか。
それは、もう一つの特徴である、平滑筋の鎮静を担う働きに関係があります。
そこに注目すると、ノコギリヤシの効能を更に高めるところにたどり着きます。
平滑筋というのは、体の各器官や血管の壁にある筋肉で、器官の収縮を司っています。

自分の意志ではコントロールできない部分になります。
尿道をゆるめる括約筋も平滑筋でできていて、頻尿も、この括約筋の収縮が頻繁に起こることが原因です。
イソフラボンの平滑筋鎮静の効能がノコギリヤシの効能と共に頻尿の問題を改善に導いてくれます。

しかし、効能を期待するがあまり、決められた量以上を摂取することは体に負担をかけ、不調を引き起こす原因とも成りかねませんので、用法はきちんと守り、快適な生活にサプリメントを役立てて下さい。